【タクティクス講座17編《2周目の上マーク回航そしてゴール》】
先ほど同様フリーの2周目ともなると辺りの地形も把握したことでしょう。
よりマークまでのプロパーコースを走りより風上から入ってくるブローをキャッチし
残っている力すべてを出し切るレグです。
多分周りに走っている選手も散らばってきている状況です。
後続艇の行方を見ることなく前を走っている選手を抜くことのみに集中しましょう。
たとえば後続艇からスピードを出して抜きにかかってくる選手には、得に振り向くこ
となく、だいたいの位置関係は音(ボードが走って波を切る音)で判断しましょう。
上から抜かれそうになったらラフィングアップ(通常は下側を走っている選手が優先
なのでラフして上側の選手のボードスピードを押さえるルール)でかわしましょう。
上艇がラフして艇速を落した瞬間を狙って、自艇はプロパーコースに戻し、抜きにか
かってきた後続艇との差をさらに広げておきましょう。

そしてジャイブマークは日頃の練習の成果を発揮し、マークギリギリを加速するジャ
イブ!ですり抜けていきます。

ゴールラインは目の前です。
ボードのノーズ部がラインを切った時点でフィニッシュです。
目の前にいる1人を全力で抜く努力をしましょう。
その1人を抜くか抜かないかの1ポイントで優勝なのか。、はたまた入賞外なのか決
まってしまうほど重要なフィニッシュライン手前です。
気を緩めることなくフィニッシュラインでホーンを聞くまでは手を抜かないことです。
先ほど話した1レースで消費するエネルギー【100】のうち2周目用に残したエネルギ
ー【20~30】もゴール前では既に使い果たしたところ!!でもエネルギーを100使い
果たしたとしても最後に気合を入れれば身体の芯から予備エネルギー【10】ぐらいは
出てくるもの?最後の力を出し、そしてフィニッシュです。
さて次のレースの準備です。次のレースまでにはしっかり充電しておきましょう!!




レース引退後は、トロフィー、カップ類は保管場所が無くなったので、全部プレート
だけ外して額に貼り付けて整理してある。なかなかカラフルで見た目はいいね!