《TYPE2》フィン革命!。
昨年夏オリジナル19.5cmを発売、昨年も3カ月以上のテスト期間を経て発売されましたTYPE2-19.5。
海藻の上で、ウインドが出来る画期的なフィン。現在大好評発売中でございますが。
引き続き、今年は追加モデル《TYPE2−19.5WIDE》のテストが終了致しましたのでご報告致します。
開発期間は大凡半年。
フィンの前方側リーディングエッジの角度は通常傾斜から1mmづつ削りその都度セイリングテスト。
海藻が全く引っ掛からない絶妙な角度はこの(画像の)角度のみ。結局今販売中の19.5と全く同じ角度が結論
。
これより1mmでも直立になると一気に引っ掛かる。これ以上傾斜しても必要な揚力が発生しない。絶妙な傾斜角である。
考えるに、水面下で最も抵抗の少ない角度ということになる。なれば、一番速度が出し易い角度になるはずだ。
そして最も速度が出やすいフィンであれば最少サイズのセイル&ボードが使用できる。が私の方程式である。
このフィンを作るまでに試行錯誤を繰り返し、ハンドシェイプで何本も同じようなフィンを作成。
特にリーディングエッジの決定とともに、フィンの後ろ側(トレーディングエッジ)の形状についても
1mm単位で作成テストし拘ってきました。そして最終的に最高の1本が仕上がりましたので今回ご報告に至りました。
追加販売される《19.5WIDE》。セイルサイズは8.0以下。
性能は従来の直立フィンと比べても遜色無いと判断。純粋にスラロームフィンとして発売する予定です。
販売予定は8月。
今後のTYPE2タトルBOXモデルは、(19.5)と(19.5WIDE)の2タイプでの販売となります。
【性能の良いフィンは、セイリングスピードを安定させ、ジャイブアプローチでは極限のボードプレッシャーすら可能にさせます。】
(100回プレーニングジャイブ中、フィン抜けゼロ、失敗ゼロ。)
自分のフィンが完成してから気が付いたことだけど、飛行機とかの画像
《垂直尾翼》を見ると全く同じような形状
であることが分かる。航空力学的に見て最も空気抵抗の無い形状は必然的に同形状になるようですね。
TYPE2フィン作成までの経緯少しご紹介。(2012年6月7日アップ)